文師が提唱された天の父母様聖会による平和運動『統一運動』

- Unification Movement -

〇文鮮明師の平和思想

〇天国の扉 ~文鮮明師と統一運動~(1)

〇天国の扉 ~文鮮明師と統一運動~(2)


宗教の和合

 文鮮明師が提唱された統一運動の目指すゴールは「神様のもとの人類一家族世界」です。家庭連合では世界中の人々が国や民族、言語、宗教の壁を越えて、一つの家族のようにわかり合い、助け合い、協力し合う平和な社会モデルづくりを先導しています。『万教帰一』という言葉があるように、もともと全ての宗教は神様から始まったものです。それが長い民族・宗教間の対立や戦争によって宗教の分裂を招き、自分の宗派のみが真理で他は邪教だと排除するようになってしまいました。

 文師は米ソ東西冷戦期の早くから宗教間の和解を主張し、全宗教に通じる「世界経典」の編纂を提唱しました。真の世界平和は宗教の和合から成されるというテーマを多くの国家要人や宗教指導者と会談して共有し、1992年8月には韓国ソウルで世界宗教会議を開催。1999年2月に世界平和超宗教超国家連合を創設しました。また2003年にはイスラエルにキリスト教・ユダヤ教・イスラム教・仏教の指導者約3000人を集めてエルサレム平和大行進を行い、宗教和合の儀式を展開しました。現在でも統一運動は国連機関に宗教指導者と政治家の対話を促進する超宗教議会の設置を呼び掛けており、毎年世界宗教サミットを開催しています。

家庭再建運動

 文鮮明師ご夫妻は理想家庭実現を願って「国際合同祝福結婚式」を主宰しています。これは宗教や国を越え、新郎新婦が永遠の愛を誓って神様を中心とした家族となることを表明する祭典です。神との真なる親子の愛の関係を見出した善男善女のマッチングを通じて、神の祝福のもとで理想家庭と真の幸福実現を目指して神聖な結婚式を挙げるのです。2001年5月にはアメリカ・ニューヨークにおいて、カトリック・プロテスタント・イスラム教など聖職者60組が祝福を受け、2002年4月にはワシントンで14万組の宗教指導者が祝福結婚式に参加しました。

 また国家運動として「真の家庭づくり運動」を推奨し、未来を担う青少年の健全育成と家庭再建運動を展開して夫婦セミナーや親子セミナー、ファミリーゼミナールなどを開催しています。また正しい結婚観の構築へ向けたハッピーブライダルパーティーや、婚前まで純潔貞操を奨励する純潔ラリーなども主催し、日本でも1998年4月にAPTF真の家庭運動推進協議会を発足しました。文師が提唱された真の家庭運動は近年の道徳や倫理の衰退が顕著になった社会に警鐘を鳴らすものとして、青少年の犯罪防止や政・官・教育界の腐敗抑制へ効果的な運動となり、多くの政治家や有識者から賛同を得ています。『世界の平和は家庭からー』を合言葉に、家庭で互いの愛を育むことが道義社会の確立に役立つという認識のもと、グローバルムーブメントへ進展するよう全世界へアピールを続けています。


共産主義の克服

 第二次世界大戦後、国際平和にとって最大の脅威は世界赤化を目指す「共産主義」でした。世界的な共産革命が続発し、米ソ東西冷戦の渦中、日本でも安保闘争時代は左翼勢力が大きな力を持ちました。文鮮明師はそんな唯物思想の温床である神なき共産主義を人類社会を破滅させる危険な思想と見抜き、共産国家の脅威から自由と平和を守るために1968年、国際勝共連合を創設しました。勝共理論を提示して共産主義の間違いを訴え、政財界の有識者も巻き込んで勝共国民運動や日韓安全保障セミナーを推進してきました。また1970年代中盤には全米講演ツアーを組んでアメリカ全土にキリスト精神の復興を呼びかけ、1976年に30万人を集めワシントンモニュメント大会を成功させました。

 文師はすでに1980年代から東西冷戦の終結とソビエト連邦崩壊を予言しており、1990年にソ連のモスクワで世界中の記者やジャーナリスト300人を呼んで世界言論人会議を開催。ゴルバチョフ大統領との歴史的会談ではソ連の民主化へ協力することを約束、文師の助言によって見事共産帝国ソ連は終焉し、東西冷戦が解決しました。さらに翌1991年には電撃的に北朝鮮への入国を果たし、金日成主席との会談で韓半島南北統一への方案を示して友好関係を築きました。日本でも1996年に世界平和連合を創設し、保守派の議員を招聘して社会主義やヒューマニズム思想に対する批判や対案を講じるセミナーを主催して国民の左傾化を防ぐ運動を展開しています。また現代に蔓延する無神論的なヒューマニズムや文化共産主義を克服すべく学術者たちの研究会も主宰してゴッディズム(神主義)の啓蒙を進めています。

言論・メディア

 マスコミ報道による影響力は司法・立法・行政に次ぐ第4の権力と呼ばれるほど社会的に大きいです。反モラル的な情報や国民を誤導する目的でセンセーショナルに煽られるニュースは、情報の取捨選択が難しい時代にあって将来のマスメディアのあり方を見直す契機になっています。アメリカ中心部の新聞も左傾化やリベラリズムを追求するものがほとんどで、日本でも反体制・反権力を徹底したテレビ報道や新聞の論調が強く、テレビ・インターネット・紙媒体らの言論や報道は神を中心とした人類平安を謳ったものが皆無な現状です。

 文鮮明師は神の論調を説くメディアが必要だと訴え、世界中で新聞社や出版社の創設を提唱してきました。1975年に日本で保守系新聞として「世界日報」が創刊。1978年には世界言論人協会を設立し、世界中のジャーナリストの会議を主催してきました。1981年には中東で「ミドルイースト・タイムズ」が発刊、82年にアメリカで「ワシントンタイムズ」が創刊され、レーガン政権やブッシュ政権の軍事政策を応援し東西冷戦の終結に多大な貢献をもたらしました。また韓国でも1989年に「セゲイルボ」が発刊されており、2000年にはアメリカUPI通信社を買収して経営参画しています。


国連・NGO運動

 真の世界平和は政治家のみ、宗教指導者のみ、あるいは経済人や学者のみによって成し遂げられるものではありません。社会を構成するさまざまな人々の努力と貢献を結集してこそ、平和を創り出すための包括的なアプローチが可能なのです。文鮮明師・韓鶴子女史ご夫妻は世界平和統一家庭連合とその関連団体や友好機関が世界平和実現のために共通のビジョンを持ち、「天の父母様聖会」という一大グループを結成して宗教や政治の枠組みを越えた経済産業、NGO活動、芸術、科学、教育などあらゆる分野の平和運動に献身的に取り組み、そのビジョン実現を主眼とした数多くの組織や財団を設立してきました。

 神様と人類の夢である「One Family Under God」を旗印に、グローバリーゼーションを標榜する新しい平和文化の建設と国連の刷新をテーマにした各国の政府機関、NGOやボランティア団体、また国家元首や政治指導者が集まる各種国際会議を定期的に開催してきました。宗教や民族の壁を越える超宗派頂上会議や世界NGO連合総会も行い、現在の国連を凌駕するような国際機関の創設を提唱しています。さらに2005年にはアメリカ・ニューヨークでNGO団体・天宙平和連合(UPF)を創設し、地域社会に貢献してきた各分野の専門家を平和大使に任命してNGO運動を拡大してきました。特に文師の令夫人である韓鶴子総裁は国家指導者を招請してアフリカ諸国の国力平準化、東アジアの緊張緩和、朝鮮半島南北統一などを目指すワールドサミット、平和政策を提言するTHINK TANK国際セミナーを毎年主催しています。  

教育・学校・青少年育成

 天の父母様聖会が推進する統一運動が掲げている『愛天 愛人 愛国』の理念のもと、文師の提唱で学術教育だけでなく人格形成においても模範になる大学・高校・中学・小学校が世界各国に設立されてきました。平和創造という視点を持った学習や課外活動を通して、社会や世界の問題解決に貢献するグローバルリーダーを育成する目的で韓国では1992年に鮮文大学が創立。総合神学を研究する清心神学大学院や中高一貫教育の清心国際中高等学校、韓国において将来有望な芸術家を育成する仙和芸術中高等学校も併設されています。日本でも二世子女に神性や宗教的素養を育む幼稚園を開園し、アメリカでは廃校に瀕した名門学校や神学校などを買収して経営再建しています。

 また近年、青少年の倫理的退廃が進んでおり、文師は青少年健全育成をテーマに掲げた新純潔運動の展開や国際青少年問題研究機関の創設を提唱され、ピースメーカー輩出へ向けた就学支援のためのHJ孝情世界平和財団や学校経営・研究者育成をサポートする国際文化財団を設立。学際的な研究者や学者を招請して世界平和教授アカデミーを結成し、海外ボランティアのワークキャンプや青年宗教者奉仕団の指導にも取り組んできました。ボランティア活動を通じて青少年の教育を図るNGO・世界平和青年学生連合も世界各地で奉仕活動を活発化させ、各国の異なる宗教伝統から若者たちが集まって地域社会を救援していくところに文師や韓総裁の理念が反映されています。


芸術・スポーツ

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